ハイエース

1967年から販売され続けているトヨタのロングセラーの一つで、キャブオーバー型のワンボックス車である。もともとトヨエースというトラックの小型版として発売されたという出自からも分かるように耐久性が高く、エンジンのパワーが大きいこと、そして積載量の多さといった特徴を活かして、宅配業をはじめ多くの企業に貨物車、社用車として広く用いられている。また、ハイエースの中でも様々な派生車種があり、送迎バスや大型タクシーといった乗用、救急車や寝台車などの特殊用途でも用いられている。

現在のハイエースの公式ホームページを見ても、バン(トランスポーター)、コミューター・ワゴン(多人数乗車)、特装車(保冷車・リフトバン・幼児バス)、ウェルキャブ(福祉車両)と大きく4つのカテゴリーに分けられ、実に多彩な現場でハイエースが活躍していることが伺える。

現行のH200系は、2004年のフルモデルチェンジを経て販売されたもの。これを機に標準尺は廃止され、ロングあるいはスーパーロングのみとなっている。車幅は標準ボディとワイドボディの2種類から、荷室の高さは標準、ミドルルーフ、ハイルーフの3種類から選ぶことができる。さらにドア数や荷室のフロアの形状、エンジンの種類なども用途に応じてオーナーの希望に細かく応じることができるようラインナップされている。また、パワーウインドウやワイヤレスドアロックなど近年の乗用車で標準となってきた機能も搭載されるようになり、いわゆる業務用車両という枠を超えた快適さを兼ね備えたモデルも登場している。