ティーダ



ニッサンが2004年に発表したコンパクトセダン。サニーやパルサーの後継とも見られている。ニッサンの上級セダンティアナを手掛けたスタッフによる上質な室内空間を備えている。ダッシュボードにはアルミ調パネルを採り入れ、シートにはティアナと同等の余裕あるサイズを採用。もっともグレードの高いGシリーズには本革シートが標準装備されている。また、後部座席のスライド長さを2400mmと長くとったことで、大人が足を組むことができるほど後部座席にゆとりを持たせ、また10段階40°のリクライニング機能を備えている。この従来の小型セダンのレベルを超えたインテリアの質の高さがティーダの大きな魅力である。さらに荷室をウイングロード並に広げることも可能とし、また後部座席を倒すことで大きなラゲッジルームをつくることができ、状況に応じて快適な空間を生み出すことができる。

現行モデルは2011年にフルモデルチェンジされたC12型だ。コンパクトが上質と出会うというコンセプトをさらに深化させている。環境性能においてもエンジンとCVTの協調を制御することにより、発進・加速時のふんわりアクセルなどのエコな走りを支援する「ECOモード」を全車に搭載。また、瞬間燃費、平均燃費など必要に応じて切り替えることができる燃費表示機能により燃費を意識したていねいな運転を支援する液晶オド・ツイントリップメーターもエコ・ドライブをサポートする。一方で基本設計が古く安全装備の面でやや物足りないという指摘もある。